欧州規制対応
製品中の化学物質については、国内外の全ての製造拠点で共通使用できる「日立建機化学物質管理情報システム」を2010年度に開発、製品単位・部品単位でSVHC*1含有の有無、含有量、含有率を算出し、欧州REACH規則に対応できる体制を構築しました。
化学物質の調査は、JAPIA統一データシート*2を導入し、サプライヤーの負荷軽減を図っています。またデータの精度、調査効率を向上させるため、サプライヤーの皆さまに向けた定期説明会を開催しています。
*1: SVHC(Substances of Very High Concern)高懸念物質
*2: 製品中に含有される化学物質を調査する帳票で、JAMA(日本自動車工業会)と JAPIA(日本自動車部品工業会)の合意のもとに標準化されたもの
化石燃料の代替としてカーボン・ニュートラルなバイオ燃料が注目されており、EU品質規格である「EN15940」に代表される各種代替燃料について、世界各地の販売会社に適切な使用を呼びかけしています。排出ガスのクリーン化(PM(粒子状物質)、HC(炭化水素)、CO(一酸化炭素)を低減)に寄与できるパラフィン系炭化水素燃料の使用にも対応しています。
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