ConSite OILのサービス

ご存知ですか?マシントラブルを低減するには、オイルの状態把握が必要です!

オイルの汚れ、劣化には様々なものがあります。これら状態は、一定レベルまでは問題がありませんが、一定レベルを超えてくると機械にとって非常に良くない状態を引き起こします。

・酸化
潤滑性能の低下、各部のつまり、異常摩耗

・粘度の異常
燃費悪化、油漏れ、異常摩耗

・水分の混入
機械内部での錆、オイル性状の劣化促進

・すす混入
各部のつまり、潤滑性能の低下

・燃料混入
オイルが薄まることによる潤滑性能の低下

オイルの状態を常に見守ることが重要です。 
これらオイルの変化をConSite OILが常に見守り、適切なメンテナンスを実施することで、機械にとって良いオイルの状態を保ち、機械を長持ちさせることができます。

①機械の使われ方、環境要因によるオイル劣化とその検知
定期的なオイル交換をしているから大丈夫?
通常、定期的にオイルを交換する事でオイルの状態を一定に保ちますが、機械の使われ方や機械が置かれた環境等によって、交換タイミングよりも早い段階でオイルの劣化が起こっていることが有ります。

②機械不具合起点でのオイルの状態悪化を検知
機械の不具合がオイルからわかる?
毎日野菜を食べて、運動を行って健康維持に努めていても、急に病気になることはケースとして良くあることです。
機械でも同様に、常に適切なメンテナンスを心掛けていても、様々な不確定な要因により突発的に機械の不具合が発生する事があります。また、機械も年を取りますので、稼働が進めば劣化し、不具合を起こします。
これら不具合は機械の血液であるオイルにその兆候を示すことがあります。

エンジン・油圧機器のセンサが2種類のオイルを24時間(*1)監視。早期に異常検知。

世界初(*2)オイル監視センサと日立建機独自のアルゴリズムによりオイルの常時監視を実現
建設機械の中のオイルは、時に高圧であり、温度変化も激しく、その時のオイルの状態が今どういう状況で、それが果たして良いのかどうかを把握する事は、非常に難しい事でした。よってこれまでは定期的にオイルを採油し分析することでその状態を把握する方法が主流でした。
日立建機独自のアルゴリズム開発により、常時オイルの状態を監視する事が可能となりました。

エンジンオイルに急激に水分が混入した場合

常時監視だから*急なオイルの異常変化を見逃さない(*稼働時のみ)

ConSite OILのサービスフロー

オイルへの異変をオイル監視センサが検知した際は以下の流れになります。

■機械に装着されたオイル監視センサが24時間監視し(稼働時のみ)、急激な変化など異常値を検知した場合は、Global e-Serviceでの判定・診断後に緊急レポートをお客様に、さらに販売店には緊急レポートと対処法が自動配信されます
■ サービス員は対処法に基づいた点検・修理を実施するほか、必要に応じてオイルのサンプルを抽出
■ 抽出されたオイルは提携する専門の分析会社に送られ❹、分析後、結果がデータ送信されます❺。
■ その結果データは自動的に判定/診断され、分析結果や対応内容などのオイル分析レポートがお客様と販売店に当日配信されます❻。
(但し、20時を過ぎた場合は、翌日の配信となります。)
■ サービス員は分析レポートとともに配信された対処法をもとに機械の点検・修理を実施❼。
さらに、点検実施の対応結果はサービス員がGlobal e-Serviceにフィードバックし、より深化した情報として蓄積されます❽。

分析レポート(サンプル)

*1 エンジンおよび油圧機器のオイル状態を、24時間(稼働時のみ)データ収集し、定期的に配信するシステム。
*2 2018年4月現在、油圧ショベルに関するオイル監視ソリューションについて。当社調べ。
*3 故障内容により作業工程・日数は変動します。

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