部門紹介/生産管理
生産管理は、製造現場に留まらず、生産計画に沿って製造に関する一連の業務を管理しています。その業務範囲は幅広く、生産計画の立案、受注から出荷の管理、部品表の管理、生産進捗管理など、様々な業務の調節役を担います。各種業務の全般を把握し、QCDと呼ばれるQuality(品質)・Cost(コスト)・Delivery(納期)を最適化することが、生産管理の目的となります。QCDの最適化に向けては、納期・在庫・工程・原価のしっかりとした管理が基本となり、その先にお客様の満足度向上も叶えられます。
生産管理部
部門紹介
若手からベテランまで年齢層が幅広く、様々な活躍の場があります。近年は女性社員の比率も上がり、性別にとらわれず活躍できる部門として確立しています。また、部内は風通し良く、気軽に話しができ、困りことなども相談しやすい環境です。他部門との関わりも多いため、刺激を受けながら幅広いスキルを磨ける部門です。
求められるスキル・マインド
製品・生産現場に関する幅広い知識
生産管理の業務は多岐に渡るため、業務全体に対する幅広い知識が必要となります。生産管理における基礎知識や資材・設備の管理方法などはもちろん、使用している設備や製品に関する知識も必要です。そのような幅広い知識を習得する意欲が高ければ、生産管理の業務でも力を発揮することができるでしょう。
コミュニケーション能力
関わる部署が非常に多く、各部門との折衝力・調整力などが求められます。特に納期対応では現場の方々や他部門へ難題を持ち込む場合もあるため、日ごろから相手に対する気配りが欠かせません。相手の話をよく聞くことや、約束を守ることを心がけ、信頼関係を強固にしていくことが求められます。
柔軟な対応力
幅広い業務を遂行していると、予期せぬトラブルが発生する場合もあります。特に製造の現場では、資材の搬入遅れ、生産遅延などの影響により、度々計画が覆されます。このような有事の際に、製造プロセス全般を管理する私たちが、いかに臨機応変に対応できるかが重要となります。
マネジメント能力
生産管理は、製造の現場で手を動かす仕事とは異なります。だからこそ俯瞰した視野で全体を捉えるマネジメント能力が必要となります。製造プロセスの全体を把握して、部門間で異なる意見が出た際などには、バランスの最適化を目指します。
部門長メッセージ
生産管理部
生産管理は、受注から生産、出荷に関する全工程に携わる重要な職務です。生産計画通りに製品づくりが進むように工場全体をコントロールし、その結果として現場の生産性や売り上げが向上すれば、自分の仕事の成果がはっきりと実感できます。それが大きなやりがいとなります。また、ものづくりの計画段階から深く関われる点も部門の特徴となりますので、自分が生産管理を担当した製品が市場に出回っているのを目にすることは、喜びに繋がるでしょう。
求職者に向けたコメント
生産管理に向いている人の特徴として真っ先に挙げられるのが、ものづくりに興味があることです。ものづくりに対する好奇心・探求心などが強いほど、幅広い知識が必要な生産管理の仕事も積極的に覚えられるでしょう。また、生産管理は、製造業において一連の生産過程に欠かせない業務となりますので、物事を多面的に捉え、広い視野で臨機応変に状況を判断しなくてはなりません。不測のトラブルに対応するためにも、高いマネジメント能力やコミュニケーション能力が必要とされますが、乗り越えたときの達成感は格別です。