日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)は、このたび、鉱山会社クムトールゴールド(本社:キルギス共和国ビシュケク市、社長:Buzurman Subanov(ブズルマン・スバノフ)/以下、クムトールゴールド社)が運営するクムトール金鉱山において2012年より稼働している日立建機製の超大型油圧ショベルEX3600-6が、10万時間の稼働を達成したことをお知らせします。
中央アジア地域の販売・サービスを担う日立建機の関連会社Eurasian Machinery LLP(本社:カザフスタン共和国アルマティ市、CEO:M. Kemal Cetinelli(ケマル・チェティネリ)/以下、ユーラシアンマシナリー社)は、10万時間稼働の達成を祝して、クムトール金鉱山にてセレモニーを開催しました。セレモニーには、クムトールゴールド社 Bolotbek Idirisov(ボロトベク・イディリソフ)取締役会長、クムトール金鉱山 Tynchtyk Mokeev(トゥンチトゥク・モケエフ)副鉱山長、ユーラシアンマシナリー社M. Kemal Cetinelli CEO、日立建機 福西 栄治執行役常務など、計70名以上が来場しました。
クムトールゴールド社は超大型油圧ショベルEX3600-6 を計5台保有しており、今回10万時間を達成した製品は2012年に納入された1台です。クムトール金鉱山は標高4,000mを超え、冬季には気温がマイナス40℃にも達する非常に厳しい環境に位置しており、このような条件下で10万時間の稼働を達成したことは、日立建機の製品が持つ高い堅ろう性・耐久性・信頼性と部品品質やサービス体制の優位性を示す、重要な成果となりました。ユーラシアンマシナリー社は、納入以来11年間にわたり、サービス員を現地に常駐し、24時間体制でメンテナンス・サービスを提供してきました。その結果、クムトールゴールド社にメンテナンスノウハウが蓄積され、現在は自社でメンテナンスを行い、必要時にユーラシアンマシナリー社のサービス員が迅速に対応することで安定した稼働を支え続けています。
中央アジア諸国は、石油・天然ガス・鉄鉱石・銅・ウラン・レアアースなどの資源が豊富で、鉱業が盛んな地域です。特にキルギス共和国では鉱業が経済の中心的役割を担っており、40カ所以上の大規模金鉱床が存在しています。中でも、キルギス共和国イシク・クル湖の南東部に位置するクムトール金鉱山は、世界有数の露天掘り金鉱山です。今後も鉱山機械の需要拡大が期待される中、日立建機は引き続き高品質な製品とサービスを提供してまいります。
関連情報
日立建機について
日立建機は、油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械、鉱山機械などの開発・製造・販売・サービスの事業をグローバルで展開している建設機械メーカーです。新車販売事業に加えて、部品・サービス、再生(部品・本体)、レンタル、中古車の「バリューチェーン事業」を拡大し、革新的なソリューションをお客さまに提供する真のソリューションプロバイダーとして、お客さまと共に成長をめざします。この想いの実現を全てのステークホルダーにお約束する証としてニューコンセプト「LANDCROS」を制定し、普及・浸透に取り組んでいます。世界に約26,000人の従業員を擁し、2024年度(2025年3月期)の連結売上収益は1兆3,713億円、海外売上収益比率は84%です。詳しくは、日立建機のウェブサイトをご覧ください。
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