日立建機グループでは使用済みの油圧コンポーネント(部品)を新品同等の性能を持った部品として再生し、世界中のお客さまへ提供しています。
機械の安定稼働をサポート
海外の都市から離れた大規模鉱山では、マイニング機械がほぼ24時間稼働し続けています。
不具合発生時に部品を取り寄せてからの交換では、復旧までに時間を要します。
日立建機では、グローバルに部品再生工場を設置し、鉱山により近い工場から再生部品を供給することで早期の機械復旧を可能にし、お客さまの生産性の維持やライフサイクルコスト低減に貢献します。
サーキュラー・エコノミー(資源循環型経済)実現への取り組み
再生事業ではサーキュラー・エコノミーの実現に貢献する取り組みを積極的に行っています。
※サーキュラー・エコノミーとは、従来の資源循環経済(リユースエコノミー)とは異なり、経済発展性も加味した社会システム像です。
- リニアエコノミー :大量生産・大量消費に基づいた経済モデル
- リユースエコノミー :資源を循環させ環境保護に重点を置いた経済モデル
- サーキュラー・エコノミー :資源循環・環境保護だけでなく、経済発展も加味した経済モデル
サーキュラー・エコノミーの実現に向けた取組を建機メーカーとしての使命と据え、バリューチェーン事業を通じて、お客さまと社会・環境の
課題解決に同時に貢献するサステナブルな資源循環型ビジネスモデルを確立し、推進します。
再生部品は壊れた部品を再利用するため、産業廃棄物の量を大きく減らし環境負荷低減に貢献するものとして評価されています。