日立建機が運営する重機ファンコミュニティ「日立建機公式ファンクラブ」は、2025年7月27日、第二回となるオフ会を開催しました。2024年6月に開催した前回に引き続き、重機を愛する個人ファンから業界関係者まで、約200名が参加し、世代や立場を越えた交流が生まれました。
小学生向け企画で未来世代とつながる
今回のオフ会では、新たな試みとして午前の部に小学生向け企画を新設。教育系ポッドキャスト番組『子育てのラジオ teacher teacher』とのコラボレーションにより、「こども記者」が法人ブースや重機ファンコレクションコーナーを訪問し、名刺交換やインタビュー体験を行いました。
全国から集まった22名の小学生とそのご家族、そして建設会社・業界団体・重機回送業者・部品メーカーなど、17社の法人の協力のもと、約100名が参加。重機を通じて、未来を担う世代との貴重な接点が生まれました。
午後の部はファン主体の交流イベント
午後の部では、大人のファンによる重機コレクション展示や同人誌の個人販売、グループディスカッション「建設機械の日(11月19日)を盛り上げるには?」など、参加者主体の企画が展開されました。
約120名の参加者が集まり、重機の魅力を語り合いながら、ファン同士はもちろん、業界の垣根を越えた交流が生まれる場となりました。
サステナビリティ活動としての日立建機公式ファンクラブ
日立建機は、重機ファンコミュニティの活動を通じて、人と人、企業と社会をつなぎ、持続可能な未来を共に創ることをめざしています。
“重機が好き”という共通の想いを起点に、立場や世代を越えた対話が生まれ、現場のリアルな課題解決へとつながる。このサイクルが、顧客の安定や満足度、ブランド価値の向上をもたらし、ひいては建設業界全体の魅力向上と人材の循環を促進します。
建設業界は、社会インフラを支える不可欠な存在であり、その持続可能性は、業界で働きたいと願う人々の存在にかかっています。私たちは、重機を“推し”の対象とすることで、重機やそれに関わる職業への認識を変え、業界の未来を支える新たな文化を育てていきます。
この取り組みの根底には、「誰かの『好き』が、誇りに変わり社会を支える」というファンクラブのビジョンがあります。個人の情熱が、企業や業界の価値を高め、社会全体の持続可能性に貢献する——そんな未来を、ファンとともに築いていきます。
この活動は、顧客やパートナー企業、そして従業員のウェルビーイング向上にもつながり、日立建機グループ全体の競争力を高める原動力となっています。