広報|平野 芳
平野 芳
ブランド・コミュニケーション本部 広報・IR部 広報グループ
2020年入社
前職で培った経験を活かし、
多彩なアプローチで日立建機のファンをつくる
広い事業領域を、どのようにPRするか
学生時代は横浜市の市民参画事業にずっと関わっていて、街づくりや建築に興味・関心がありました。大学卒業後は、PR会社に入社し、クライアント企業の広報活動をサポートしていました。そのうち、事業会社の広報活動も経験してみたいと思うようになり、転職活動を経て、2020年1月に入社しました。入社したての頃は、見るものや聞くことが初めてのことばかりで、自分の専門外の話を聞くのが面白く、勉強の日々でした。製品や部品の開発・設計、生産のほか、品質保証や営業、代理店サポート、物流など、日立建機の業務範囲は思いのほか広く、深いんです。これらの情報をどう料理して社内や世の中に周知し、PRするかが広報の醍醐味だと感じています。
コロナ禍でもベストを尽くし、広報活動の成果を得た
入社後間もなく、コロナ禍に直面しました。社内の人脈がほぼない私は、貴重な出社のたびに必ず1人と知り合うと決め、他部署を訪問したり、各拠点を見学したりして、人脈形成に力を入れました。現在は、「ちょっと困ったときに相談できる人」が各部署にいます。コロナ禍においても、新聞などのメディア掲載数や社内報閲覧数の増加など、広報活動の成果を出すことができ、充実した日々を過ごせています。よく覚えているのは、入社して2カ月が経ったころ。「ミニショベル、ミニホイールローダにプロ野球6球団の公式承認モデルが初登場」という報道発表を担当したことです。前職の知見を活かして、ウェブメディアへの拡散のほか、各球団の地域紙や全国紙に情報提供し、多くの報道に繋がりました。広報担当者として新聞記事にコメントが掲載されたのですが、それを読んだタイの駐在員から「とても前向きなコメントに感動しました」と連絡をもらったことが嬉しかったですね。
裁量が大きい広報の仕事を通して、日立建機のファンを増やしたい
ありがたいことにテレビ番組などで当社の機械を紹介したいとお声がけいただくこともあります。なかでも「アスタコ」という双腕仕様機の問い合わせが多いのですが、「こんな機械もありますよ」と、最新の機械も取材いただくようご案内することもあります。広報は、オーダーに対して提案をする仕事でもあるんです。このように、広報という職域は裁量が大きく、工夫の余地があります。これからも、私自身の言葉で日立建機の真摯なモノづくりと歴史を伝えて、数ある建設機械メーカーのなかでも「日立建機ならでは」の部分を伝え、世界中に日立建機ファンを増やしたいと考えています。そして、建設機械に関わっていない人たちからも「いい会社だよね」と言ってもらえたらと願っています。また自分自身で建機を操縦できるようになることも目標です。建機を自由自在に操れる方々を尊敬していますし、操縦できるとより愛着も湧きますからね。