TOP GEARVol.129(2019年11月号)

TOP GEAR ほかほかのごはんを職場で

文/編集部 写真/三浦伸一

サーモス「ごはんが炊ける弁当箱」

サーモス「ごはんが炊ける弁当箱」は、希望小売価格6,000円(税別)。ごはんの量は約0.7合分(茶わん約1.6杯分)。色はブラックとホワイトの2色。持ち運び時の高さ約12cm。

ごはんのうま味を逃さず炊き立ての味を実現

おいしいごはんをお弁当でも炊き立てで味わいたい──。そんな夢をかなえてくれるのが、サーモスの「ごはんが炊ける弁当箱」だ。使い方は忙しい朝でもいたって簡単。電子レンジで8分加熱し、30分間保温ケースに入れて蒸らすだけ。これだけで現場やオフィスで熱々のごはんが食べられるのだ。

構想が始まったのは2010年ごろ。加熱した鍋を保温容器に入れておけば余熱で調理できる同社製品「シャトルシェフ」で、ごはんを炊くとおいしいという社内の声がきっかけだった。しかし、炊きムラや吹きこぼれの課題解決が難しく一旦開発中止に。その後、スープジャーなどで真空断熱技術の保温力を使って具材に火を通す「保温調理」が消費者に広がり、再び着手した。

「最も難しかったのが、うま味成分を含んだ『おねば』をきちんとごはんに戻しながら蒸らすことでした」と同社は語る。おねばとは、ごはんを炊くときに出る粘り気のある汁。炊飯パーツのフタ穴の形状や、炊飯パーツ本体の傾斜の角度に工夫を重ね、「パーツを試作してはごはんを炊いて試食して……の繰り返しの末、うま味を逃さない今の形状にたどり着きました」(同社)

これがあれば、弁当のためにわざわざ炊飯器でごはんを炊く必要もない。ガジェットとしてのユニークさも受け、特に30〜40代男性に好評だという。「ごはんはこれで、おかずは冷凍食品で昼食を用意する人もいる」(同社)など、頑張り過ぎない弁当生活を始めるにもぴったりの製品だ。

(左)炊飯パーツを使って電子レンジで加熱。(右)セット内容。

(左)炊飯パーツを使って電子レンジで加熱。浸水なしでも、おいしく炊き上がる。吹きこぼれず、「おねば」を逃さず、さらに炊飯パーツを付けて一般的な電子レンジに入る14.5cmの高さに抑えるのが難題だったという。(右)セット内容。真空断熱構造の保温ケースのおかげで、約6時間後まで熱々を味わえる。

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