4911
令和3年4月1日
燃料装置(燃料タンクキャップ)
タイヤローラにおいて、燃料の給油後に燃料タンクキャップが正しく取り付けられていない場合、燃料タンクの給油口から燃料タンク内に水が浸入することがある。そのため、ウォータセパレータの水抜きメンテナンスを実施する前に水溜容量を超えて原動機内部に水が浸入し、燃料装置が発錆することで噴霧不良となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがある。
燃料タンクキャップとウォータセパレータを対策品に交換し、燃料タンクの水抜き用ドレンプラグにドレンコックを追加する。
また、燃料タンクキャップの取り付け方法を説明するステッカーを給油口下部に貼り付けるとともに、ウォータセパレータの水抜きを日常点検、燃料タンクの水抜きを「50時間毎」とし、整備表ステッカーおよび水抜き励行ステッカーの貼り替えと取扱説明書の交換を行う。
9件
無
対象車 | |||||
車名 | 型式 | 通称名 | リコール対象車の車台番号 (シリアル番号)の範囲及び製作期間 |
リコール対象車の台数 | 備考 |
日立 | WDP-TAB | ZC220P-5 | TAB-50102~TAB-50518 平成26年4月1日~平成29年8月25日 |
369台 | |
住友 | WDP-N22A2 | HN220WHH-3 | TAB-50119~TAB-50499 平成26年5月13日~平成29年7月18日 |
48台 | |
日立 | YDN-TAC | ZC220P-6 | TAC-60102~TAC-60526 平成29年8月31日~令和3年2月5日 |
384台 | |
住友 | YDN-N22A5 | HN220WHH-5 | TAC-60110~TAC-60528 平成29年9月27日~令和3年2月8日 |
28台 | |
(計4型式) | (計4車種) | (製作期間の全体の範囲) 平成26年4月1日~令和3年2月8日 |
(計829台) |
【注意事項】リコール対象車両の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。
改善箇所説明図 ダウンロード
以上