A: 第3四半期累計の売上収益5,070億円に対する為替影響は▲509億円、調整後営業利益110億円に対しては、▲197億円でした。今年度の通期の売上収益見通し7,000億円に対する為替影響は▲711億円、調整後営業利益280億円に対しては、▲263億円の見通しです。
A: マイニング本体売上は為替影響を除くとほぼ前年並み、マイニング部品サービスの為替影響を除く売上収益については、16%の増収となっています。今年度のマイニング本体の需要見通しは、油圧ショベルは前年並み(但し、EX1900以上の大型機は前年比▲20%)、ダンプトラックは同▲20%となる見通しです。コントラクターや採石向けEX1200・EX1900クラスでは需要回復が見られますが、大手鉱山向けを中心としたEX2600・EH3500以上の油圧ショベル・ダンプトラックについては、未だに回復は見られず、マイニング新車需要の回復は2017年後半以降になると見ています。
A: 3Q累計期間の物量構成差▲97億円の内訳は、物量増+35億、構成差▲132億円が生じており、構成差において在庫の未実現利益が▲85億円と大きく影響しました。間接費削減による223億円増益要因の内訳は、KCMの連結子会社化による経費増▲55億円が減益要因となりましたが、前年度の構造改革費用の戻り+125億円、人件費削減効果+69億円、 間接費低減+84億円によるものです。
A: H-E Parts社の取得により、今年度の売上収益は第4四半期に62億円を、調整後営業利益は5億円を見込んでいます。また、今年度第3四半期末における総資産に、H-E Parts社の資産が259億円含まれています。
A: 来年度の売上収益影響額として、約400億円の減少を見込んでいます。一方、H-E Parts社の取得により240億円程度の増加が見込まれ、全体として大きな減少とはならない見込みです。Bradken社へのTOBが予定通り進む場合、更に650億円程度の増加を見込んでおります。