情報化施工ソリューションの中核となるICT油圧ショベルZX200X-5Bを市場導入

2016年4月18日

日立建機株式会社(執行役社長:辻本雄一)は、このたび、日立建機が提供する情報化施工ソリューションの中核となるICT油圧ショベルZX200X-5Bを開発し、2016年6月より、日立建機日本株式会社のレンタルを通じて国内のお客さまへ提供を開始します。2016年11月から販売する予定です。

本製品は、日立建機独自の「マシンコントロール機能」と、分かりやすくオペレータをナビゲートする「マシンガイダンス機能」を搭載しています。GPSやGNSS*などを用いた衛星測位システムと、フロント、車体の角度センサから算出した、機械の位置や姿勢の3D(3次元)情報を、施工対象の3D設計データと照合しながら、フロント作業をリアルタイムで半自動制御することで、施工目標面を掘り過ぎることなく効率的な掘削が可能となります。本製品により、従来の建設現場で行われている丁張りは不要となり、また検測作業の負担も軽減され、工期の大幅な短縮が図ることができるとともに、建設現場の安全性や生産性の向上に貢献します。
また、本製品は、2D(2次元)仕様も用意し、小規模な工事や、測位衛星を捕捉できないような建設現場においても、2Dのマシンコントロールとマシンガイダンスが、現場作業の生産性を大きく引き上げます。

日立建機グループは、これまでも、機械の稼働を遠隔監視するGlobal e-Serviceの情報を解析し、機械の状態・保守管理情報を、自動でお客さまや代理店にお知らせするサービスプログラム「ConSite」をはじめ、お客さまのライフサイクルコストの低減に貢献するICTソリューションを提供してきました。
今後も、自社技術に加え、日立グループの技術やノウハウを活用した「One Hitachi」の取り組みと、オープンイノベーションを推進し、ICTとIoTを活用した独創的なソリューションを提供することで、お客さまの事業課題である「安全性の向上」、「生産性の向上」および「ライフサイクルコストの低減」に貢献していきます。

*GNSS(Global Navigation Satellite System): 衛星測位システム。

主な特長

1. 3Dマシンコントロールシステムによる生産性、品質の向上

(1) 掘り過ぎ防止機能

3D施工データと機械の位置や姿勢などの3D情報を照合しながら、フロント作業を半自動制御することで、施工目標面に対する掘り過ぎを防ぎ、効率的な掘削が可能。

掘り過ぎ防止機能掘り過ぎ防止機能

(2) バケット角度保持モード

バケット角度を一定に保って作業を進められるモードで、法面などの仕上げ作業が、アームとブームの操作のみででき、経験の少ないオペレータでも熟練者並みの生産性、品質の向上を実現。

バケット角度保持モードバケット角度保持モード

2. 小規模工事への情報化施工の導入を実現する2D仕様

(1) 車載モニタに組み込まれたコンパクトな2Dマシンガイダンス

2D仕様では、標準機(ZX200-5B)と同様のモニタに、施工目標面およびバケットの位置や角度などの情報を表示。

2Dマシンガイダンス2Dマシンガイダンス

(2) 目標設定ダイレクトモード

施工済みの現場に合わせて掘り進めたい場合や、バケット操作で勾配を調整したい場合に便利なモード。バケットを接地し、スイッチを押すだけで、施工目標面を設定することができ、数値入力の手間と時間を省くことを実現。

目標設定ダイレクトモード目標設定ダイレクトモード

主な仕様

主な仕様
項目 ZX200X-5B (3Dマシンコントロール)
標準バケット容量 (m3) 0.8
運転質量 (kg) 20,100
エンジン定格出力 (kW/min-1) 122/2,000
最大掘削半径 (mm) 9,920
最大掘削深さ (mm) 6,670
最大掘削高さ (mm) 10,040
最大ダンプ高さ (mm) 7,180
最大掘削力(昇圧時) (kN) 158
旋回速度 (min-1) 11.8
走行速度 (km/h) 3.5/5.5
全長 (mm) 9,660
全幅 (mm) 2,860
全高 (mm) 3,160
後端旋回半径 (mm) 2,890
最低地上高さ (mm) 450
標準小売価格(万円) 3,750

注)単位は国際単位系SIによる表示。価格は工場裸渡し、消費税別。

ZX200X-5B

ZX200X-5B

以上

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