日立建機

Global

中型ホイールローダZW180-6を発売

2017年8月8日

― オフロード法2014年基準に適合 ―

日立建機株式会社(執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、新型ホイールローダZW-6シリーズとして、ZW180-6(標準バケット容量3.0 m3、運転質量14.8t)を日本国内向けに2017年9月1日より発売します。

本製品は、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(以下、オフロード法)」2014年基準に適合したホイールローダで、従来機の「シンプルなモード選択」や、「操作性」、「静粛性」などの優れた性能を踏襲しながら、定格積載質量を従来機比約7%向上し、低燃費と高い作業性能を実現しています。

また、排出ガスの後処理装置にPM除去フィルタレスの「尿素SCRシステム」を採用したことで、定期的な清掃や交換などのメンテナンスが不要となり、長期的なメンテナンスコストやメンテナンス中のダウンタイムの低減を実現し、ユーザーニーズに応えています。

販売目標は、国内向けに年間120台を見込んでいます。

主な特長

  1. 時代にマッチした環境性能と経済性
    • ZW180-6は、オフロード法2014年基準に適合しています。また、国土交通省の燃費基準達成建設機械認定制度にて、「2020年燃費基準100%達成建設機械☆☆☆(三ツ星レベル)」に認定されています。
    • エンジン効率の向上により燃料消費量を約4%低減しています。
    • 定格積載質量を従来機比約7%向上し、作業効率を高めています。
    • 粒子状物質(PM)と窒素酸化物(NOx)排出量を大幅に低減するため、「尿素SCRシステム」を採用しています。本システムは、PM除去フィルタレス仕様のため、定期的な清掃や交換が不要で、長期的な保守管理費用の低減につながります。
  2. 生産性向上
    • 従来機ZW-5シリーズからお客さまに好評の「アクティブエンジンコントロールシステム」をさらに進化させて搭載。従来、本システムが検知していた発進加速、掘削、アプローチ動作などに加え、登坂走行状態も検知することにより、あらゆる作業状況に応じてエンジンの回転数を最適に制御し、スムーズな操作性と燃料消費量の低減を実現しています。
    • 多くの作業環境に適した「スタンダードモード」と、高負荷が求められる作業環境に適した「パワーモード」の2つのシンプルなモードに設定を集約することで、設定ミスによる作業量の低下、燃料消費量の増加のリスクを低減します。
    • スタンダードモードで作業中に、一時的に大きな出力を必要とする高負荷の登坂走行などの作業時に、パワーモードへ切り替えられるとともに、負荷が低減した際に自動でスタンダードモードに移行する「クイックパワースイッチ」を標準装備しています。
    • リフトアームの昇降の際に、所定の位置でリフトアームが自動停止するよう予め設定できる「リフトアームオートレベラシステム」を新たに標準装備することで、積み込み時の作業効率の向上を実現しています。
    • リフトアームの降下、停止時のショックを低減する「リフトアームソフトストップ機構」を新たに標準装備し、車体の揺れを低減することで、オペレータの疲労低減や作業スピードの向上に貢献します。
    • 路面状態が悪い道や雪道などの走行時に発生する車両の縦揺れ(ピッチング)や、飛び跳ね(バウンシング)を抑制する「ライドコントロールシステム」を標準装備し、荷こぼれの抑制、オペレータの疲労低減に貢献します。
    • マルチファンクションモニタにて任意に設定した時間でエンジンが停止する「オートアイドリングストップ機能」をオプション設定し、無駄な燃料消費を抑制します。
    • 燃料とともに尿素水の残量をマルチファンクションモニタで確認でき、稼働状況に合わせた補給を可能にしています。
  3. 安全性向上
    • ガラス接合部のピラーレス化により、ほぼ全周が見渡せるワイドパノラマキャブを採用し、周囲の視認性を高めています。
    • 車体後部の映像をキャブ内モニタに表示するバックモニタを標準装備することで、運転席から死角となるリアグリル近傍の目視確認が可能となり、安全性の向上に貢献します。
    • キャブ昇降ステップに泥や雪が溜まりにくい「すのこ構造」を採用し、スムーズな乗り降りを実現しています。
    • バッテリを電気系統から遮断できる、「バッテリディスコネクトスイッチ」を新たに標準装備し、メンテナンス中の感電事故のリスクを低減するとともに、長期保管時のバッテリ上がりの可能性を低減します。
  4. ライフサイクルコスト低減
    • エンジンのエアクリーナに標準装備されたプレクリーナにより、ホコリや大きなダストを自動排出し、エアフィルタの交換インターバルを延長、メンテナンスコストの削減に貢献しています。
    • エンジン冷却回路のエア抜きを自動的に行い、トラブルリスクを低減するエキスパンションタンクを標準装備しています。
    • 従来機ZW-5シリーズよりお客さまに好評のサービスソリューションである「ConSite(コンサイト)」を用意。パワートレインを含む無償延長保証、無償メンテナンスが付帯しています。
      また、お客さまのご希望に合わせ、データレポート、有償延長保証、VALUE PACK Fiveなどの各種有償サービスを用意しています。

 

日立建機グループは、「地球上のどこでもKenkijinスピリットで身近で頼りになるパートナー」をめざし、引き続きお客さまの課題を解決するソリューション「Reliable solutions」をお客さまと協創し、お客さまの課題である「安全性向上」、「生産性向上」や「ライフサイクルコストの低減」に貢献していきます。

主な仕様

主な仕様
項目 ZW180-6
標準バケット容量 (m3) 3.0
運転質量 (kg) 14,750
エンジン
名称 カミンズ B67
最大出力 (kW/min-1)
(グロス)
129 / 2,200
全長(バケット地上時) (mm) 8,000
全高(バケット地上時) (mm) 3,280
全幅
 車体 (mm) 2,610
バケット (mm) 2,690
ホイールベース (mm) 3,100
バケットヒンジピン高さ (mm) 3,920
ダンピングクリアランス (mm) 2,760
ダンピングリーチ (mm) 1,100
標準小売価格 (万円) 2,950

注) 単位は国際単位系(SI)による表示。価格は工場裸渡し、消費税別。

ZW180-6 ホイールローダ(一部オプションを含む)

 

ニュースリリース記載の内容は、発表日現在の情報であり、その後予告なしに変更される場合もありますので、ご了承ください。