2017年7月20日
― オフロード法2014年基準に適合 ―
日立建機株式会社(執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(以下、オフロード法)」2014年基準に適合した新型油圧ショベルZAXIS-6シリーズのZX200-6(標準バケット容量0.8m3、運転質量20.4t)、後方超小旋回機ZX225US-6(同0.8m3、同24.1t)、後方小旋回機ZX225USR-6(同0.8m3、同23.7t)を日本国内向けに2017年9月1日より発売します。
本製品は、従来機の「スムーズな複合動作」や、「作業量と燃費のバランスの良さ」などの優れた性能を踏襲しながら、3ポンプ3バルブの最新油圧システムTRIASⅡ(トライアス ツー)」システムや、「オートアイドリングストップ機能」の採用などにより、低燃費と高い作業性能を実現しています。
また、車体点検時の転落リスクを低減するため、車体上にハンドレールを新設し、メンテナンス作業時の安全性の向上を図っています。
さらに、国土交通省が推進するi-ConstructionをはじめとしたICT施工に対応するため、マシンガイダンス仕様機をオプション設定するとともに、計測機器の取り付けを容易にする「マシンガイダンス対応マルチブラケット」をオプション設定し、高まる市場ニーズへ柔軟に対応します。
販売目標は、国内向けに3機種合計で年間1,500台を見込んでいます。
日立建機グループは、「地球上のどこでもKenkijinスピリットで身近で頼りになるパートナー」をめざし、引き続きお客さまの課題を解決するソリューション「Reliable solutions」をお客さまと協創し、お客さまの課題である「安全性向上」、「生産性向上」や「ライフサイクルコストの低減」に貢献していきます。
主な仕様 | |||
項目 | ZX200-6 | ZX225US-6 | ZX225USR-6 |
標準バケット容量 (m3) | 0.8 | 0.8 | 0.8 |
機械質量 (kg) | 20.4 | 24.1 | 23.7 |
エンジン定格出力 (kW/min-1) | 122/2,000 | 122/2,000 | 122/2,000 |
最大掘削半径 (mm) | 9,920 | 10,110 | 10,110 |
最大掘削深さ (mm) | 6,670 | 6,620 | 6,620 |
最大掘削高さ (mm) | 10,040 | 11,230 | 11,230 |
最大ダンプ高さ (mm) | 7,180 | 8,290 | 8,290 |
最大掘削力(昇圧時) (kN) | 158 | 158 | 158 |
旋回速度 (min-1) | 11.8 | 11.8 | 11.8 |
走行速度 (km/h) | 5.5/3.5 | 5.5/3.5 | 5.5/3.5 |
全長 (mm) | 9,660 | 8,970 | 8,970 |
全幅 (mm) | 2,860 | 2,910 | 2,910 |
全高 (mm) | 3,020 | 3,030 | 3,030 |
後端旋回半径 (mm) | 2,890 | 1,680 | 2,000 |
最低地上高さ (mm) | 450 | 450 | 450 |
標準小売価格 (万円) | 2,080 | 2,290 | 2,220 |
注)単位は国際単位系(SI)による表示。価格は工場裸渡し、消費税別。
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