2017年8月3日
― オフロード法2014年基準に適合 ―
日立建機株式会社(執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、新型ホイールローダZW-6シリーズとして、ZW140-6(標準バケット容量2.0m3、運転質量10.6t)、ZW150-6(同2.3m3、同11.8t)を日本国内向けに2017年9月1日より発売します。
本製品は、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(以下、オフロード法)」2014年基準に適合したホイールローダで、従来機の「シンプルなモード選択」や、「操作性」、「静粛性」などの優れた性能を踏襲しながら、アクスルの抵抗を低減することで、低燃費と高い作業性能を実現しています。
また、排出ガスの後処理装置にPM除去フィルタレスの「尿素SCRシステム」を採用したことで、従来まで必要としていた定期的な清掃や交換などのメンテナンスが不要となり、長期的なメンテナンスコストやメンテナンス中のダウンタイムの低減を実現し、ユーザーニーズに応えています。
販売目標は、国内向けに2機種合計で年間200台を見込んでいます。
日立建機グループは、「地球上のどこでもKenkijinスピリットで身近で頼りになるパートナー」をめざし、引き続きお客さまの課題を解決するソリューション「Reliable solutions」をお客さまと協創し、お客さまの課題である「安全性向上」、「生産性向上」や「ライフサイクルコストの低減」に貢献していきます。
主な仕様 | |||
項目 | ZW140-6 | ZW150-6 | |
標準バケット容量(m3) | 2.0 | 2.3 | |
運転質量(kg) | 10,630 | 11,820 | |
エンジン | |||
名称 | カミンズ QB4 | ||
最大出力 (kW/min-1) (グロス) |
104 / 2,200 | ||
全長(バケット地上時) (mm) | 7,325 | 7,410 | |
全高(バケット地上時) (mm) | 3,190 | 3,265 | |
全幅 | |||
車体 (mm) | 2,370 | 2,465 | |
バケット (mm) | 2,480 | 2,590 | |
ホイールベース (mm) | 3,000 | 3,000 | |
バケットヒンジピン高さ (mm) | 3,760 | 3,835 | |
ダンピングクリアランス (mm) | 2,820 | 2,850 | |
ダンピングリーチ (mm) | 1,030 | 1,010 | |
標準小売価格(万円) | 2,070 | 2,330 |
注) 単位は国際単位系(SI)による表示。価格は工場裸渡し、消費税別。