2017年8月30日
― オフロード法2014年基準に適合 ―
日立建機株式会社(執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(以下、オフロード法)」2014年基準に適合した新型タイヤローラZC220P-6(運転質量12.9t)を日本国内向けに2017年9月1日より発売します。
本製品は、オフロード法2014年基準への適合に加え、国土交通省の超低騒音型建設機械の基準値をクリアしながら、従来機と比べて約7.6%の燃費低減を実現しています。また、車体後方の障害物を検知する「後方ガードセンサ」や、駐車ブレーキの掛け忘れを防止する「電気スイッチ式駐車ブレーキ」を採用することで安全性の向上に貢献しています。さらに、機械の稼働状況などのビッグデータを蓄積する「Global e-Service(グローバル イー サービス)」を搭載することで、道路機械ではじめて、稼働状況・保守の遠隔管理を実現しています。加えて、マシンダウンにつながるようなアラームを検知した際にタイムリーにお客さまにお知らせする「緊急レポート」を、パソコンやスマートフォンなどに自動で配信し、お客さまの課題である「ライフサイクルコスト低減」に貢献します。
販売目標は、国内向けに年間150台を見込んでいます。
日立建機グループは、「地球上のどこでもKenkijinスピリットで身近で頼りになるパートナー」をめざし、引き続きお客さまの課題を解決するソリューション「Reliable solutions」をお客さまと協創し、お客さまの課題である「安全性向上」、「生産性向上」や「ライフサイクルコスト低減」に貢献していきます。
主な仕様 | ||
項目 | ZC220P-6 | |
運転質量 (kg) | 12,855 | |
機械質量 (kg) | 8,880 | |
水バラスト質量 (kg) | 3,900 | |
走行速度 | ||
低速 (km/h) | 10 | |
高速 (km/h) | 24 | |
最小回転半径 (m) | 6.2 | |
登坂能力 (%(度)) | 47 (25) | |
締固め幅 (mm) | 2,275 | |
エンジン名称 | クボタ V3800-CR-TI-YDN | |
エンジン定格出力 (kW/min-1) | 54.6/2,200 | |
動力伝達 | 静油圧変速式2段 | |
タイヤ | ||
本数 | 前軸3/後軸4 | |
サイズ | 14/70-20-12PR(OR) | |
制動装置 | ||
主ブレーキ | 全油圧式密閉湿式ディスク型 | |
補助ブレーキ | HSTブレーキ | |
駐車ブレーキ | スプリング式湿式ディスク型 (ネガティブ作動) |
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タンク容量 | ||
燃料タンク (L) | 105 | |
散水タンク (L) | 3,900 | |
標準小売価格 (万円) | 1,256 |
注) 単位は国際単位系(SI)による表示。価格は工場裸渡し、消費税別。
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