2018年7月10日
日立建機株式会社 (執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、発展する中央アジアの建設機械市場のさらなる事業拡大に向けて、販売網の拡充とバリューチェーン事業を拡大すべく、今般NIPPON Machinery B. V. (代表:M.Kemal Cetinelli(ケマル セチネリ)/以下、ニッポン
マシナリー社)と、建設機械の販売・サービスを行う新会社の設立に向けて合意しました。
カザフスタン共和国の鉱山で稼働する超大型油圧ショベル
中央アジアは、シルクロードの交易の歴史があり、現在でもユーラシア大陸の重要な交流拠点です。また、近年では豊富な天然資源や、今後の重要な経済圏として注目されており、中華人民共和国の進める一帯一路構想でも、ヨーロッパ経済圏につながる交通の要衝として注目されています。
このように、中央アジア地域一帯は、インフラ整備や産業開発が今後大いに期待される地域です。また、石油や天然ガス、鉄鉱石、銅、ウラン、レアアースなど、豊富な天然資源に恵まれていることから、日立建機は、これまでも鉱山用油圧ショベルおよびダンプトラックを多数納入しており、中央アジア市場で高いシェアを有しています。
従来、日立建機は同市場では、代理店を通じた機械販売を続けてきましたが、事業拡大に向け、同市場でさまざまなノウハウを持つニッポンマシナリー社と販売・サービス会社の設立に合意し、今後は、新会社を通じて中央アジアの建設機械市場でのさらなる事業拡大に取り組んでいきます。
日立建機グループでは、今後も成長が見込まれる中央アジア地域において、建設機械の販売の拡充だけでなく、サービスやソリューションを中心としたバリューチェーン事業を強化していきます。
以上
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