中型油圧ショベルZAXIS-7シリーズ4機種を発売

2021年10月28日

オフロード法2014年基準に適合

日立建機株式会社(本社:東京都台東区、執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」2014年基準に適合した新型油圧ショベルZAXIS-7シリーズとして、中型油圧ショベルZX120-7(標準バケット容量 0.52m3、運転質量 12.9 t)、ZX135US-7(標準バケット容量 0.52m3、運転質量 14.1 t)、ZX200-7(標準バケット容量 0.8m3、運転質量 20.5t)とZX330-7(標準バケット容量 1.4m3、運転質量 32.8t)の4機種を、日本国内向けに2022年4月1日より発売します。販売目標は、ZX120-7とZX135US-7の2機種合計で年間2,300台、ZX200-7とZX330-7の2機種合計で年間1,500台を見込んでいます。

中型油圧ショベルZX200-7(左)、ZX135US-7(右)

ZX120-7とZX135US-7は、自動車やハイブリッド油圧ショベルZH120-6で実績のある尿素水不要のエンジンを採用し、尿素水の管理や補充の手間を省き、お客さまのライフサイクルコスト低減に寄与します。ZX200-7とZX330-7は最新油圧システム「TRIAS Ⅲ(トライアス スリー)」を搭載し、作業負荷やオペレータの操作量に応じて最適な油圧制御を行うことで、低燃費と高い作業性を実現しています。全機種ともに居住空間を拡大した新設計の運転席(キャブ)を採用し、ロックレバーやマルチモニタ、各種スイッチなどのレイアウトを改善することで、オペレータの居住性と操作性を向上しています。また、キャブ内のモニターで機体周辺の俯瞰映像を確認できる周囲環境視認装置「AERIAL ANGLE®(エアリアル アングル)」を標準搭載し、安全性の向上に寄与します。

主な特長

各クラスに合った最新の油圧システムで高い操作性と燃費低減を両立

【ZX120-7 、ZX135US-7】
新規のカット弁を採用した油圧システム「HIOS‐V(ハイオス ファイブ)」を搭載することで、ハーフレバー操作時にタンクに戻していた余分な圧油を大幅に低減し、ポンプはアクチュエータに必要な圧油のみを出すことができます。複合操作や重作業時の操作性を維持しつつ、油圧の効率化向上と、燃費低減を実現します。

【ZX200-7、ZX330-7】
従来機ZAXIS-6シリーズより改良を加えた最新の油圧システム「TRIAS Ⅲ」を搭載することで、作業負荷の状況とレバー操作量に応じて3つのポンプそれぞれの流量を最適に制御し、フロントの動作を左右する油圧バルブのスプール特性のさらなるチューニングにより、繊細かつ機敏に動かすことができます。また、微操作時や軽負荷の油圧ロスを低減することで、作業量は従来機と同等のまま、大幅な燃費低減を実現しています。

安全性向上

周囲環境視認装置「AERIAL ANGLE®」を標準搭載
機体の全周囲の俯瞰映像や後方カメラの映像などを、キャブ内のモニターに表示します。作業内容やオペレータの好みに応じて4パターンに表示の切替えが可能で、安全性の向上に寄与します。また、操作開始前に検知エリアに侵入した人や物などの移動体を認識し、警報ブザーとともに、モニター上に警告マークを表示させ、オペレータに注意喚起します。

生産性向上

2D・3Dマシンガイダンス機能をオプション対応
工事規模や種類を考慮し、2Dまたは3Dマシンガイダンス機能をオプション設定しました。キャブ内のモニター上に目標施工面とバケット先端の位置関係を表示することで、オペレータを分かりやすくナビゲートし、安定した施工品質を実現します。

荷重判定装置「ペイロードチェッカー」をオプション搭載
積込作業をしながら、ダンプトラックに積み込んだ荷重を把握できるため、過積載や過少積載を未然に防ぐことができ、作業工数および積載量の最適化により、生産性向上に貢献します。

ライフサイクルコスト低減

現場に応じて切り替え可能な4つの作業モード(HP、PWR 、ECO 、スーパーECO )を採用することで、各油圧システムによる油圧ロス低減とあわせ、燃費低減を実現し、ライフサイクルコストの低減に貢献します。

【ZX120-7 ZX135US-7】
従来機のPWRモードと比較して、PWRモードで6%、ECOモードで16%、スーパーECOモードでは23%の燃費低減を実現。さらに尿素水不要のエンジン採用により、尿素水の管理や補充の手間を省きます。

【ZX200-7 ZX330-7】
従来機のPWRモードと比較して、PWRモードで10%(ZX330-7は8%)、ECOモードで20%(ZX330-7は16%)、スーパーECOモードでは31%(ZX330-7は29%)の燃費低減を実現。

遠隔から機械の状態診断とソフトウエア更新を行うサービスソリューション「ConSite® Air」を適用
OTA(Over The Air/無線経由)を活用した「ConSite® Air(コンサイト エアー)」により、遠隔で油圧ショベルのエラーコード表示やセンサーデータなどの機械状態を確認することができ、その情報から一次判定を行い、その判定結果に基づき、機械の復旧の効率化やオペレータへの支援につなげることが可能になります。また、遠隔からコントローラと通信端末のソフトウエアを更新することで、更新作業の効率を大幅に向上します。これまでサービス員が現場に出向いて、1台ずつ対応していた機械の状態診断とソフトウエアの更新作業が従来と比較し短時間で実施することができます。

日立建機グループは、「人と機械の最適な関係」をめざし、引き続きお客さまの課題を解決するソリューション「Reliable solutions」をお客さまと協創し、お客さまの課題である「安全性向上」「生産性向上」「ライフサイクルコスト低減」に貢献していきます。

主な仕様

項目 ZX120-7 ZX135US-7 ZX200-7 ZX330-7
標準バケット容量 (m3 0.52 0.52 0.80 1.40
運転質量 (t) 12.9 14.1 20.5 32.8
エンジン定格出力 (kW/min-1 73 73 122 202
最大掘削半径 (mm) 8,300 8,380 9,920 11,100
最大掘削深さ (mm) 5,540 5,490 6,670 7,380
最大掘削高さ* (mm) 8,600 9,290 10,040 10,350
最大ダンプ高さ* (mm) 6,190 6,830 7,180 7,240
最大掘削力(昇圧時) (kN) 104 104 158 246
旋回速度 (min-1 13.3 13.3 11.4 9.7
走行速度 (km/h) 5.5/3.3 5.5/3.3 5.5/3.5 5.0/3.2
全長(輸送時) (mm) 7,700 7,370 9,670 11,220
全幅(輸送時) (mm) 2,490 2,490 2,840 3,190
全高(輸送時) (mm) 2,870 2,930 3,030 3,310
後端旋回半径 (mm) 2,190 1,490 2,910 3,600
最低地上高さ* (mm) 410 410 450 500
標準小売価格(万円) 1,520 1,720 2,354 3,989

注)単位は国際単位系(SI)による表示。価格は工場裸渡し、消費税別。
*印はシューラグ高さを含まず。

商標注記

  • AERIAL ANGLE、ConSiteは、日立建機株式会社の登録商標です。

関連情報

以上

 

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