World Wide TopicsVol.125(2018年10月号)

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『i-Construction推進展』で13tクラスのICT油圧ショベル「ZX135USX-6」を初披露 『i-Construction推進展』で13tクラスのICT油圧ショベル「ZX135USX-6」を初披露

ICT・IoTに関連するさまざまなソリューションを「Solution Linkage」として展開している日立建機では、i-ConstructionをはじめとしたICT施工ソリューションにも注力している。

7月18日〜20日に東京ビッグサイトで開催された『i-Construction推進展』においても、ICT・IoTを活用してお客さまの課題解決に貢献するソリューションの数々を紹介した。

『i-Construction推進展』の日立建機ブース。ZX135USX-6のVR体験ほか、マシンガイダンスのシミュレータ体験コーナーも設置。

『i-Construction推進展』の日立建機ブース。ZX135USX-6のVR体験ほか、マシンガイダンスのシミュレータ体験コーナーも設置。

起工測量から検査までICT施工に必要なデータをつなぐ「Solution Linkage Cloud」、スマートフォンやモバイル端末で手軽に現場を“見える化”する「Solution Linkage Mobile」、不安定な通信環境下でのICT施工をサポートする「Solution Linkage Wi-Fi」、スマートフォンで手軽に土量を計測する「Solution Linkage Survey」など、施工現場の生産性や安全性を向上させ、ライフサイクルコストの低減をめざす、日立建機が提案するICT施工ソリューションだ。

ICT施工ソリューションの紹介

ブース内では日立建機が支援するさまざまなICT施工ソリューションの紹介も行った。

後方超小旋回型ICT油圧ショベルZX135USX-6

20tクラスのZX200X-6の機能を踏襲した、13tクラスの後方超小旋回型ICT油圧ショベルZX135USX-6。丁張りや検測作業などの工程が減り、工期の大幅な短縮が可能となる。

こうした中、日立建機独自によるマシンコントロール機能「Solution Linkage Assist」を搭載したICT油圧ショベル「ZX135USX-6」が新たにラインアップ。『i-Construction推進展』の日立建機ブースでも実機が展示され、7月よりレンタル開始、10月より販売をスタートするこのZX135USX-6は、13tクラスの後方超小旋回型の特長を活かし、i-Constructionに対応するとともに、建築基礎、住宅造成、田畑などの整備といった比較的小規模な工事や、都市部の狭あいな現場でのICT施工の導入を可能にする。

「Solution Linkage Assist」は、GNSS※1受信機から得た機械の位置情報やバケット爪先の3次元情報を基に、3次元施工データに沿って機械のブーム、アーム、バケットをリアルタイムで半自動制御する機能で、施工目標面を過掘りすることなく、効率的な作業を実現する。また2次元マシンコントロール仕様も用意し、小規模な工事や、測位衛星を捕捉できないような建設現場においても2次元のマシンコントロールが現場作業の生産性を大きく引き上げる。

このほか、駐車場や生活道路などの工事向けにPATブレード※2の3次元マシンコントロールを搭載したミニショベル「ZX35U-5B」を展示した。追尾型のトータルステーションを用いて、ブレードの高さとチルト角度を自動調整しながら整地作業が実施でき、駐車場や生活道路などに適した工事が行える。

ICT油圧ショベルの新たなラインアップは、地方や民間の発注による工事にもICT施工を導入できる機会を増やすことになる。

※1GNSS(Global Navigation Satelite System):
衛星測位システム
※2PATブレード:
Power Angle Tiltの略で、通常の上下動作に加え、チルト、アングル動作も可能としたブレード(排土板)。