営業(部品)

開発中のシステムの仕様をお客さまの目線でご説明する

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SALES

伊美 裕紀

伊美 裕紀

ライフサイクルサポート本部

部品事業部 物流部

2013年入社

※記事・所属部署は2018年3月時点のものです。

“ALL HITACHI”のサポート体制を

私が所属する部品事業部は、お客さま保有機の修理に欠かせない補修部品に関する事業を展開しています。その中で、現在私が手がけているのは、海外のディーラーが利用する部品の受発注システムの開発と導入教育です。日立建機グループでは、海外6か所にデポと呼ばれる拠点倉庫があり、そこから各ディーラーに補修部品を供給しています。私がやり取りをするのは、そのデポの担当者です。彼らが、実際にシステムを使用する現地のディーラーに説明しやすいように、定期的に現地に出張し、不明点を解消したり、要件に合ったシステムになっているか確認をしています。日立建機グループには「1台目は営業が売る。2台目はサービスが売る」という言葉があります。私の使命も、修理に必要な部品を最適なタイミングで届けることでお客さまにご満足いただき、2台目の受注につなげることです。お客さまにスムーズに部品を供給するためには、「部品供給網の流れ」と「コミュニケーションの流れ」の清流化が不可欠です。各地域の作業工程を統一したり、ディーラーとデポ、デポと部品事業部間の情報交換を密にし、全世界の稼働機をサポートできる“ALL HITACHI”の体制を強化していきたいです。

“ALL HITACHI”のサポート体制を
出来ることを積極的に見つける

できることを積極的に見つける

現在担当している部品の受発注システムの開発には、入社3年目から携わっています。当初はシステムに関して何の知識も持ち合わせていなかったので、開発にあたって提案できるものが何もなく毎日悩んでいました。周りはみんなベテランのプロばかり。そのため、“仕事は見て学べ”という環境だったので、わからないことがあったら質問したり自分で勉強したりするとともに、海外向けの資料の翻訳や説明資料の作成など、自分にできることを見つけ出し、積極的にプロジェクトに関わっていくように心がけました。その結果、現地に足を運んだり、デポの担当者やシステムのユーザーとなるディーラーと会話する機会が増え、次第に必要な知識も身に付いていきました。実際にシステムを使うユーザーは、私と同じようにシステムの専門家ではありません。私にわからないことは、きっと彼らにもわからないはず。だからこそ、ある先輩の「開発者の目線ではなく、ユーザーの目線で対応してほしい」という言葉はとても印象に残っています。ユーザーと同じ目線で会話ができる立場を強みにして、日々の業務にあたっていきたいです。

伊美 裕紀

要求の一歩先を提案する力を

私は、日本の技術の素晴らしさを世界にアピールしたいという思いで日立建機に入社しました。1台でも多く日立建機の機械を、サービスを、世界に広めたいと思っています。だからこそ、その下支えをする受発注システムを整備し、ユーザーがそれを迷いなく使いこなせるようにしたい。システムの話は内容が複雑になってしまうので、仕様や操作方法を説明する際は、相手が必要としている情報をできるだけ的確に簡単な言葉で伝えるようにしています。言葉一つをとっても、訛りやボキャブラリーを変えてみたり、話し方のスピードも相手に合わせて工夫しています。日本語と英語を交互に使って説明することもあります。仕事相手やお客さまから信頼されるパートナーになるためには、要求された先の、“一歩先の提案”をすることが大切です。ただ言われたことをやるのではなく、鋭い洞察力で先を見据えた提案をする。そういう姿勢を心がけています。日立建機の魅力は、人と風通しの良さです。いろんな興味や知識を持った人がたくさんいる中で自由に意見が飛び交うので、いろいろなことが学べます。また、私は入社1年目で新規契約と商流構築を担当させてもらいましたが、このように、キャリアに関係なくさまざまな経験を与えてくれる会社でもあります。日立建機は個性を大事にしながら大きく成長できる、そんな会社です。

要求の一歩先を提案する力を
伊美 裕紀
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