プロダクトサポート

知られざるニーズをくみ取り、世界中にファンを増やす

サービスエンジニア

SERVICE ENGINEER

沼田 真也

沼田 真也

ライフサイクルサポート本部 カスタマーサポート事業部

テクニカルサポート部 欧州・米州グループ

2008年入社

世界で稼働する建機をテクニカルサポート

2008年に日立建機に入社して、国内の工場や営業所で計2年間の研修期間を経て、海外サービス関係の業務に携わっています。もともと機械を触る事が好きで、大学では工学部の機械系を専攻していましたが、英語でコミュニケーションを取ることも好きで、海外で働く事を強く望んでいました。明るく風通しの良い社風で、若くても海外で働けるチャンスが豊富にある日立建機に巡り会えたことは本当に幸運だと思っています。
これまで計6年間海外駐在を経験しましたが、海外への販売拡大に伴い現地で解決する事が困難な技術的事案も少なからずありました。実際に機械に不具合があるお客様のもとへ赴き、日本の工場とリアルタイムでやり取りをしながら問題の早期解決に尽力をしてきましたが、日本からのきめ細かいテクニカルサポートが不可欠であると痛感をしています。現在の業務は北米や欧州で稼働をする建設機械のテクニカルサポートですが、建設機械はとても過酷な環境で稼働を強いられる場合もあり、機械に何らかの不具合が発生した場合は、工事現場の工期遅れによってお客様には多大なご迷惑をお掛けすることになるので、可能な限り早く対応をして最良の解決策をご提供できるよう常日頃心がけています。

経験とイマジネーションで問題解決を図る

経験とイマジネーションで問題解決を図る

建機が稼働する現場はアクセスが不便な場所にあることが多く、自分の目ですぐに確認できないことが大半です。そこでお問い合わせをいただいたら、マニュアルや回路図を参考にしながら、経験とイマジネーションを総動員して問題解決に取り組みます。自分の推理をもとに解決できたときの満足感はこのうえないですね。原因調査のため現場を訪問するときにも、スピード感が求められます。以前、建機の不具合から現場での作業がストップしてしまったことがありました。現場に到着した後、お客さまの話を聞きながら機械の調査をしたのですが、難しい不具合で日本の工場との連携が必要になったのです。時差もあってタイムリーに連絡を取るのは容易ではなく、現場状況を速やかにレポートにまとめて報告しなければなりませんでした。そういった苦労を経て機械が復旧し、お客さまから「ありがとう」の言葉とともにご満足いただけたときは嬉しくて、また次も頑張ろうという気持ちになりました。数ある建機メーカーのなかで日立建機を選んでいただけているということを忘れずに、これからも期待に応え続けていきたいです。

沼田 真也

未踏の地にこそチャンスが眠る

建設機械業界はこれまでにないスピードで、ニーズが高度化しています。そこに寄り添う私たちのような立場のスタッフは、常にお客様が求めていることに耳を傾け、また市場の動向を捉えるセンサーを敏感にし、一歩二歩先を予想するスピード感が求められます。ニーズを把握することは難しいですが、現地の声は敏感に感じ取って、何を求めているかを理解すること大切です。変化に付いていくには、常識にとらわれてはいけません。今までのやり方に固執せず、失敗を恐れずに挑戦していきたいと考えています。私たちは稼働している機械やお客さまの近くにいます。特に最近では、ICT技術を活用した建機もあり、当社で開発したテクノロジーの良さをお客さまに伝えていきたい。同時に現場で耳にした声を、どんどんフィードバックしていくことにも注力したいと思っています。風通しがいい会社ですから、工場や開発とも繋がっていて、部署の垣根を越えて話をしやすいんです。今はちょうど赴任期間の合間で日本にいますが、世界中のいろいろな場所に赴きたい。あまり日本人が行かないような場所こそ、日立建機のファンを増やし、知られざるニーズを汲み上げられるチャンスが眠っています。

未踏の地にこそチャンスが眠る
沼田 真也
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