私たちは壊れた部品を下取り品として回収し、洗浄・分解・修理・組立・試験・塗装までの一連の工程を行い、新品同様の保証を付けて「再生部品」として販売する事業をしています。過酷な現場で働く建機にはトラブルが付きものですが、壊れた部品の一部だけ取り外して修理に出すよりも、その場で部品ユニットをまるごと交換した方がすぐに復帰できるメリットがあるんです。配属されてから約1年は、おもに再生エンジンやその補機部品に関する業務を担当しましたが、その後は油圧シリンダの修理方法を考えたり、不具合について次期モデルでの克服方法を考える業務に従事しました。ほかにも再生エンジン運転装置の開発に加わったほか、アフリカ再生工場の改善活動支援に従事、また国内で新しい再生工場を立ち上げる際に塗装・乾燥設備を計画して導入するまでの担当を任されるなど、エンジニアとして様々な経験を積めています。わからないことは上司や社内の詳しい人からアドバイスを貰えたり、協力を得られたり、より詳しい人を紹介してもらえたりするので、何事にもチャレンジしやすい環境が整っています。役職や部署の垣根を越えて気軽に会話でき、協力してもらえる社員がたくさんいるのも日立建機の魅力のひとつだと思います。