私は今、中型油圧ショベルの本体設計における取りまとめ業務を行っています。次期モデルの中の1機種を担当しており、車体の仕様や評価方法の検討、具体的な形状の決定、製造部や部品サプライヤーとの調整など幅広く携わっています。各チームの状況を把握しながら、チームが向かうべき方向性を示すことが私の役割であり、チームスタッフの提案に対して適切なアドバイスをしたり、改善方法などを指示することが多いので、常に責任を感じています。幅広い業務の窓口でもあるので、毎日のタスクが多くて大変ですが、上司や同僚にサポートしてもらいながら取り組んでいます。油圧ショベルは、荒れた土地を人が住めるように整備したり、何もない場所に道路をつくったり、資源を採掘したりする機械、いわば「人が豊かになるために必要な機械」です。日立建機の機械は世界中の国々で稼働しているので、地球はほぼ制覇していると言っても過言ではないのですが、まだまだ活躍できるフィールドはあると思っています。海底、あるいは宇宙とか。実現させるためには相応の技術革新が不可欠ですが、想像するだけでワクワクしてきますよね。