未来をつなぐStoryを読む
未来をつなぐStoryを読む
ゆめのはじまり。
「ママ見て!」声を上げ、嬉しそうに指さす先には、大きな建設機械。
お人形よりも建設機械に夢中だった娘は、家でも保育園でも、ミニチュアのショベルカーやダンプトラックで遊ぶのがお気に入り。
「どんなまちを、つくってほしい?」と笑顔で話す娘の溢れる想像力にはいつも驚かされました。
私もいつしか街中で見つけては、「ほら、みて!」と一緒になって、建設機械のダイナミックな動きを眺めるように。
「あのきかい、ひとのてみたい!」
「きかいのいろ、ちょっとずつちがうね!」
娘の鋭い観察眼にも関心させられました。
仮囲いの先には、現場で声を掛け合いイキイキと働くたくさんの人。
ひっきりなしに動き回る建設機械。
通りがかるたび、少しずつ形作られていくその風景は、まるで未来を見ているようでした。
そんなある日、通園カバンを開けると「ママへ」と書かれた一枚の絵が。
そこには、いつも、娘と眺めた建設機械がありました。
微笑む私と、建設機械を運転する娘。
丸や三角、不思議な形の建物の周りには、木々や草花、自由に飛び回る小鳥やかわいい動物、そして世界中の人たちが笑顔で暮らす素敵な街。
それは以前、娘に聞かれて答えた、私のつくってほしい街の風景でした。
「いつか、ほんとうに、つくるから!」
それはきっと、あの子の未来のはじまりでした。
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まだ、夢の途中。
子どもの頃から建設機械が大好き。特に好きだったのが、ショベルカー。大きなアームの豪快な動きが、いつも私の想像力を掻き立ててくれました。
そして今、私は憧れだった建設機械の設計に携わっています。安全性や効率性、快適性や省エネ、お客さまのさまざまな要望に応えるべく、設計に没頭する日々。しかし、どれだけ一生懸命取り組んでも、一向に前に進まない。設計上のデータではクリアできているはずなのにどうして。
そんなとき、「現場でも見てきたら」と上司がくれたひとつのアドバイスが、今の私の分岐点。広さや環境、さまざまな条件や制約、同じ建設現場なんてひとつもない。だからこそ、私のまわりには部品の調達や試作・製造、設計図を形にするために日々奮闘する人たちがいる。現場やサプライヤーと密に連携を取る人たちがいる。
図面と向き合うだけでは見えてこないたくさんの人たちのアイデアや想いにふれ、過去のアイデアや技術にとらわれることなく、お客さまが本当の意味で何を求めているのかを想像する。一人では完成しえない建設機械を、仲間たち、そしてお客さまと一緒になって、つくりあげていく。
大切なことを教えてくれたのは、子どもの頃大好きだった建設現場でした。
必要とされる建設機械を、仲間とともにつくろう。その想いはきっと、この先の未来へつながっているから。
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あの頃の気持ちが、
未来へつづいてる。
未来をつないでる。
建設現場が好きだった。
まだ何もない場所で、たくさんの人や機械が動いている。毎日、少しずつ、未来の風景が見えてくる。
ワクワクする気持ち、想像を超えるものが生み出されるトキメキ。
いつか、あの建設機械を動かしてみたい、素敵な世界をつくりたい。
その想いのままに、今、建設機械やICT・IoTを駆使したソリューションを通じ、お客さまとともに社会に新たな価値を生み出しています。
誰もがイキイキと働ける現場をつくり、止めることなく未来を動かす私たちのソリューションが、また次の世代へとリレーし、素敵な未来へとつながっていくと信じて。新しい社会を創る人と。
Movie
いま伝えたい、未来への想い。
一人ひとりの想いが、未来をつなぐ。
日立建機で働く若手社員たちの想いとは
地球環境問題、労働人口の減少、働き方の変化、そして多様性を認め合う社会。未来は今、大きく動きはじめています。自分たちに何ができるのか、そして、何をやりたいのか、2030年を担う若い世代、それぞれの想いに迫ります。
「豊かな大地、豊かな街を未来へ…」
快適な生活空間づくりに貢献する日立建機は、建設機械の本格生産を始めて70周年を迎えました。
皆さまへの感謝、私たちの未来への想いを込めた記念映像や、世界中で活躍してきた建設機械とともに、
私たちの70年の歩みをご紹介します。