基盤テーマ1 安全・効率・高度な製品と現場の追求

日立建機は1950年に日立製作所において、純国産技術による機械式ショベルの量産化を国内で初めて実現しました。卓越した技術力を基盤に、世界的な社会課題に貢献できる革新的で信頼性の高い製品を提供し続けています。建設機械を使って働く人々が安全かつ効率的に作業ができるよう常にお客様の声に耳を傾け、グループ全体が一丸となって現場のさらなる生産性の向上を追求していきます。

目標

  • 世界同一品質「Made by Hitachi」を実現する
  • 優秀なモノづくり技術者を育成する
  • サービスサポート力を向上させる

重点取り組み

  • 安全・品質の確保と差別化技術の開発
  • 製品・サービスに関する情報提供

2017年度の主な活動進捗

技術革新の拡大 社会インフラの整備や改良に欠かせない技術革新への継続的な投資は、持続的な経済成長と開発に欠かせない要素です。日立建機グループでは、安全・品質を確保しながら、資源効率や環境に配慮した技術の改善などを通じて、競争力を高めるための差別化技術の開発に取り組んでいます。 GOAL9
消費者への情報開示 環境に配慮した安全・安心な製品・サービスを提供し、かつ正しい情報を消費者に対して分かりやすくお伝えすることは、持続可能な生産と消費の形態を構築する上で不可欠です。日立建機グループは、これらを建設機械メーカーとしての大切な責務と考え、顧客第一主義を基本に品質保証体制のさらなる強化に努めています。 GOAL12
教育による技術継承 世界のすべての人に質の高い教育や生涯学習の機会を促進することが求められています。日立建機グループにおいても、国や地域ごとのニーズに適した製品をタイムリーに提供していくために国内外の技術レベルの向上や、国籍や年齢、男女の区別のない質の高い技術・職業教育をグローバルで推進しています。 GOAL4

今後の取り組み

2017年度は、世界同一品質「Made by Hitachi」をキーワードに、「グローバルモノづくり診断」の活動に力を入れ、品質管理体制の改善を進めてきました。今後は、培われた技術の伝承や、マザー工場である土浦工場での取り組みを海外でも活用するために、人財の育成や支援活動の充実に取り組んでいきます。

世界同一品質「Made by Hitachi」の実現に向けた取り組み

日立建機グループは、世界中のお客様に安心して製品を使用していただくために、世界の生産拠点のすべてで同一の安全性・品質が確保された製品をつくる「Made by Hitachi」をキーワードに掲げ、さまざまな取り組みを実行しています。
品質保証体制としては、日立建機グループの品質保証を推進する統括組織として品質保証本部を設置し、マザー工場である土浦工場の品質保証センタが、グループ各社の品質保証部門に対して指導・支援を行っています。このように、品質保証本部が国内外すべての生産拠点の品質保証業務を統括することで、グループ全体の品質レベルの標準化に取り組み、世界同一品質「Made by Hitachi」の実現をめざしています。
また、お客様からのご意見・ご要望や、営業・サービス現場からの声、製品に関する不具合情報などは、グループ各社の品質保証部門を通して品質保証本部に集約されます。これらの情報は月に一度、執行役社長臨席で開催される「製品改善会議」で報告され、内在する原因を追究した上で、再発防止対策を検討・立案し、全製品に水平展開しています。

日立建機グループの品質保証体制

2017年度の従業員教育

世界各地のグループ会社における品質保証レベルの均一化を図ることを目的に、さまざまな従業員教育や支援活動を実施しています。「品質管理講座(初級・中級)」、「信頼性工学講座」、「PS(製品安全)/PL(製造物責任)講座」といった品質管理に関する一般的な知識を身に付ける教育講座の開催をはじめ、海外グループ会社から研修生を受け入れ、土浦工場の品質管理業務を学ぶ「グローバル品証技術者育成プログラム」では、これまで20名の修了生を送り出し、現在も6名の研修生が1~3年の期間で土浦工場の品質保証各部門で研修中です。
また、2017年度の「グローバルモノづくり診断」活動では、土浦工場から組立・機械加工・製缶・塗装・品質管理の各診断員が、全世界で生産を行っている12のグループ会社をすべて訪れ、診断を通して各社のモノづくり技能や品質管理体制の弱点を「見える化」し、その改善支援を通じて「Made by Hitachi」の実現へ邁進しています。

国際技能競技会の開催

日立建機グループでは、グループ全体での技能向上と品質確保を目的として、年1回「日立建機グループ国際技能競技会」を開催しています。
2017年度は、11月7~8日の2日間、霞ヶ浦総合研修所で第14回目となる国際技能競技会を開催しました。国内外のグループ会社や協力会社17社から予選を勝ち抜いた78名が出場し(うち海外拠点からの出場者は中国、インド、インドネシア、オランダ、ロシアの5社23名)、日頃培った技術力を競い合いました。
競技種目は、溶接、塗装、計測、組み立て、運搬、加工、溶接ロボットのほか、2017年度から正式種目として「設備保全」が加わり、全8種目が表彰対象となりました。各種目とも海外生産拠点の選手が上位入賞する傾向が増えており、「Made by Hitachi」を推進してきた成果が着実に現れています。
今後も、こうした機会を盛り上げながら、グローバル各拠点の技術レベルを向上させ、製品の安全性・品質向上に取り組んでいきます。

溶接競技の様子

溶接競技の様子

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