カンボジアの発展を支える

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世界中の国や地域で、真に豊かな大地を拓き、街を、そしてそこで暮らす人々の健やかで豊かな生活空間を築いていくためにはそれぞれの地域社会が直面する社会課題に目を向ける視点が大切です。 例えば、カンボジア。「世界で最も地雷埋設密度の高い国」といわれるこの場所で日立建機グループは、現地で活動する認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)「豊かな大地(Good Earth Japan: GEJ)」の支援を通じて、カンボジアの住民の自立した生活に向けての支援をしています。

カンボジアの地雷除去後の自立支援に取り組むNPO「豊かな大地」を支援する日立建機グループ

カンボジアでは、1970年から約30年に及ぶ内戦がありました。内戦中には、紛争4派(政府軍、クメール・ルージュ、シハヌーク派、ソン・サン派)によって、狭い国土に大量の対人地雷が埋設されました。対人地雷は一般市民にも無差別に被害を与え、住民の安全を脅かす人道的にも重大な問題です。当時、埋設された地雷は、現在も大量に残っており、今なお地雷事故による負傷・死亡事故が起きています。地雷埋設数は400万~600万個と推定されており、カンボジアは「世界で最も地雷埋設密度の高い国」といわれています。 人々の暮らしの安全を脅かし、社会開発を妨げる地雷は、カンボジアが直面する大きな社会問題です。その克服をめざしてカンボジア政府機関やNGOは地雷撤去活動に今日も取り組んでいます。

その一方で―――地雷除去後に残されるのは「荒(すさ)んだ大地」です。そこには暮らしや社会を支えるインフラ基盤は存在せず、また地域の人々には、その地を拓き、豊かにしていくためのノウハウが十分にはありません。またカンボジアは農業国でほとんどの農民は米づくりで生計を立てていますが、その生産性は低く、生活は楽ではありません。そして地雷の被害者も数多く、彼らが自立した生活を営んでいくことは容易なことではありません。 カンボジアで地雷除去後の地域復興と住民の自立的な生活再建支援に取り組んでいるのが、認定NPO法人「豊かな大地(Good Earth Japan: GEJ)」です。日立建機グループは、寄付活動などGEJの支援を通じて、カンボジアの人々とともに豊かな大地を拓く事業に取り組んでいます。GEJは2007年に設立され、同年4月からカンボジアのバッタンバン州スラッパン村で支援活動を開始。「地雷除去後の大地を甦らせ、子供たちの笑顔が溢れる、平和で豊かな社会の実現をめざすこと」を理念に掲げています。設立以来、地雷除去後の土地において道路や農地などのインフラを整備するハード面の支援はもとより、その土地で暮らす人々が自立して生活を営むことができるように、道路の維持・補修技術や農業技術の指導などソフト面の支援に重点をおいた活動を継続的に行うとともに、支援エリアの拡大を図っています。

図:カンボジアにおける支援活動
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