リスクマネジメント

リスクに対する考え方

企業活動を営んでいると、自然事故や事故災害、法令違反などのリスクに直面する可能性があります。日立建機グループではこの認識から、コンプライアンス・リスク管理本部が中心となってリスクに対処しています。また、「リスクは必ず顕在化する」という前提でリスクを定義し、あらかじめリスクの洗い出しを行い、リスク発生時の対応をルール化することで対策を行っています。

リスクの定義

リスクとは、事件・事故・そのほかの問題の発生により、日立建機グループの事業、従業員およびその家族、ならびに日立建機グループの関係者が直接的または間接的に損失を被る、あらゆる出来事を指します。

リスクの種類

1. 人的被害:生命など人的に危害が加わった場合、またはその恐れがある場合
2. 物的被害:会社財産の破損・破壊およびこれに伴う生産障害・販売不能などの損害が発生した場合、またはその恐れがある場合
3. 経済的被害:賠償金支払い・逸失利益の事態が発生した場合、またはその恐れがある場合
4. 信用失墜:会社・製品・従業員などの信用が失墜し、企業イメージが損なわれた場合、またはその恐れがある場合
5. 法令違反:法令違反が発生した場合、またはその恐れがある場合
6. 倫理違反:企業倫理などに反する行為が発生した場合、またはその恐れがある場合

リスクへの対策

日立建機グループでは、コンプライアンス・リスク管理本部が定める手順に従って、リスクへの対策を行っています。

1. 私たちは、リスクが発生した場合、初期対応を迅速に行います。また、リスクレベルの見極めを迅速に行うとともに、リスクの内容により周知徹底すべき範囲の判断も行います。
2. 私たちは、従業員および関係者に対して、リスクをリスクとして認識する感性の醸成、コンプライアンスに対する意識浸透、リスクや不祥事の未然防止、リスク発生時の対応などについて日頃より啓発活動を行います。
3. 私たちはリスクが発生した場合、あるいはその恐れがある場合、どんな小さなリスクであっても、上長・総務担当部課長へ迅速に連絡・報告する習慣付けを行います。
4. 私たちは、常日頃よりリスクポテンシャルをチェックし、個々に予防策を講じます。
5. 私たちは、常日頃から地域社会(警察署、労働基準監督署、消防署、職業安定所、地域住民など)との良好な関係の維持に務めます。

グローバル・リスクマネジメントの強化

日立建機グループでは、グローバル企業として成長していくために、グループ全体でリスクマネジメント体制を強化していくことを推進しています。

世界中のあらゆる場所で自然災害などのリスクに遭遇した場合でも、事業活動への影響を最小限に留めた上で可能な限り早期に復旧できるよう、「事業継続計画(BCP)構築」と「事業継続マネジメント(BCM)の強化」に向けた取り組みを推進し、サプライチェーンの維持に努めています。

2015年度より、あらゆるリスクを未然に防止するとともに、発生時の影響度を最小限にするための取り組み(リスクの極小化)を行っています。リスクごとの影響度と発生頻度を想定し、優先度を決めてリスクに対する対策を実施しています。

今後もグループ全体で危機管理意識を高めていくとともに、管理体制の強化に取り組んでいきます。