CSVへの取り組みの基盤となる5つのテーマ

世界各地のさまざまな現場の最前線で、日立建機グループはCSVの重点テーマに関する価値創造に注力し、事業を通じた環境・社会課題の解決に取り組んでいきます。また、3つのCSVテーマの推進にあたって欠かせない取り組みとして、以下の5つのテーマを位置付け、さらなる事業基盤の強化を推進していきます。

安全・効率・高度な製品と現場の追求

品質・安全の確保と差別化技術の開発

グループ内外との連携を図り、ICT(情報通信技術)やALD(解析主導型設計)などによる革新的なソリューションを打ち出し、現場の生産性・安全性の向上をめざしています。

製品・サービスに関する正確な情報提供

製品の故障を未然に防ぐ予防保全やアフターケアをはじめ、製品のリコールやサービスキャンペーン情報など、製品・サービスに関する情報を随時、正確に提供しています。

従業員の労働安全

公正な労働環境

各地域に適用される労働時間などを定めた関係法令などを遵守するとともに、ワークライフ・バランスに配慮し、過重労働の抑制などに努めています。

グローバル労働安全衛生マネジメント

国内外のグループ会社において労働安全衛生マネジメントシステムを構築し、「OHSAS18001※1」認証取得をめざした活動を推進・支援しています。

※1 OHSAS18001:労働安全衛生マネジメントシステムを構築・運営するために定められた国際規格。

グローバル・ローカルでの人財開発

経営のローカライゼーション

グローバル人財の育成を目的とする教育制度「サクセッションプラン(後継者育成計画)」を中心に、教育機会の拡充を図るとともに、ローカル人財への権限委譲、ガバナンス強化を進めていきます。

ローカル人財開発と登用

真にお客様が求める現場のニーズにお応えするため、ローカル人財を積極的に採用し、お客様にベストな提案ができる技術・技能者の育成をめざします。

多様性を活かしたグローバル人財マネジメント

世界中のKenkijinが卓越した力を発揮できるように、3つのステージに分けた人財マネジメントを行っています。「①集まる」では分かりやすい情報開示を、「②学ぶ」では職種・階層などを考慮した幅広い研修を、「③育つ」ではローカル人財がその地域で教育を進められる仕組みづくりを行っています。

よりよい取引とバリューチェーンの発展

サプライヤーと人権

人権侵害行為を行う武装勢力への資金源となる紛争鉱物を使用した材料・部品の調達を回避するなど、サステナブルなサプライチェーンの確立に取り組んでいます。

公正な販売パートナーシップ

販売店や協力会社などとの適正な関係を築き、不当に異なる条件での取引や、納入した商品の販売価格について拘束するなど、不公正な取引は行いません。

公正な調達

当社のCSR調達の考え方を取引先に共有していただくため、2010年度から実施している「サプライチェーンCSR調査」を中心にさまざまな活動を行っています。

腐敗防止

不当な利益の申し出・約束・供与、金銭や贈物の要求などを慎み、政治・行政、取引先やお客様との健全で正しい関係を築きます。

ガバナンス

グローバルガバナンスの強化

事業の現地化やグループ会社への権限委譲を行う一方、運営上の意思決定における価値観と手続きの共有など、グローバルガバナンスの強化に取り組んでいます。

公正な税務戦略

事業活動を行うすべての地域において納税義務を果たし、その国や地域に適用される税法およびその精神に従います。

経営の透明性

公正で透明性の高い経営の実現をめざし、経営監督機能と業務執行機能の分離によるコーポレート・ガバナンスの強化を図っています。

ESG側面を含めたリスクマネジメント

事業経営のあらゆる局面で考えられるリスクを想定し、従業員の危機管理意識を高めるとともに、全社管理体制の強化に取り組みます。