CSR重点取り組みテーマ

日立建機グループでは2015年度、自社のさらなる成長をめざし、社内外のステークホルダーとともにCSR重点取り組みテーマの分析を進めました。国際社会の最新の動向を踏まえ、事業と関連が深いと考えられる40の社会課題を抽出して、「日立建機グループの事業にとっての重要性」と「社会からの日立建機グループへの期待」の観点から評価しマッピングを行いました。その結果、各課題の機会とリスクを勘案した「8つのCSR重点取り組みテーマ」を特定しました。

マテリアリティ特定プロセス

CSVテーマ1 グローバル環境課題の解決

気候変動をはじめとする地球環境問題は、人類の生存基盤を揺るがす可能性のある極めて重要な課題です。その解決や適応のためには立場を超えた取り組みが必要であり、特に企業には大きな期待がかけられています。日立建機グループは、製品のライフサイクル全体での環境負荷を低減するとともに、ICTやIoT、オープンイノベーションを通じて環境配慮型のソリューションを提供していきます。

目標

CSV2030長期目標 基準年 2030年低減率 2018年度進捗率
[製品]
製品によるCO2抑制
2010年 33% 56%
[製品]
ハイブリッド油圧ショベルの燃費低減
2010年 50% 80%
[生産]
エネルギー原単位改善率
2005年 40% 79%
[生産]
廃棄物原単位改善率
2005年 40% 86%
[生産]
水資源改善率
2005年 50% 95%

重点取り組み

  • 製造プロセスの環境負荷低減
  • 環境配慮製品、低炭素建機、解体・リサイクル機の開発・提供
  • ICT・IoT技術の活用
  • 災害復旧、減災への適応
  • 環境配慮型の鉱山運営ソリューション
  • グリーンインフラソリューション

CSVテーマ2 社会基盤を支える現場力の強化

産業の発展を促し豊かな生活を支えるインフラ整備、エネルギーの安定供給をもたらす資源開発を持続可能な社会に資する形で推進することは、これからの社会に不可欠です。日立建機グループは、ICTをはじめとする先端技術を生かしながら、労働人口不足や熟練技術者不足といった現場が抱えるさまざまな課題に立ち向かっていきます。

目標

  • ICT・IoT技術を生かし、お客様の現場における生産性向上に貢献する
  • お客様の機械の稼働率を高め、ライフサイクルコストを低減する
  • 機械の安全性を高め、現場の労働災害の防止に貢献する
  • 機械・システムの高度化により、熟練技術者不足の課題解決に貢献する

重点取り組み

  • マイニングプロセス・運営を最適化するソリューションの提供
  • 機械の安定稼働とライフサイクルコストの低減
  • 施工効率の向上の機械・システムの普及
  • 無人化・ロボット化技術の進化による省力化機械の開発・提供

CSVテーマ3 コミュニティの発展への貢献

企業が地域社会の中で発展・成長していくためには、地域コミュニティが持つ多様な特性を理解し、ともに成長していく視点が欠かせません。日立建機グループは、地域コミュニティを重要なステークホルダーと捉え、事業の特性を生かしながら地域の発展に貢献する活動を通じて、持続可能な社会の実現をめざします。

目標

  • インフラ整備に貢献する機械の提供を通じて新興国の自立を支援する
  • 部品再生事業を通じて現地の雇用を創出する
  • 地域コミュニティの環境活動を支援する

重点取り組み

  • 地域のニーズに合った機械の開発・開発人財の育成
  • 日立グループの総合力を生かした、コミュニティの開発支援
  • インフラ整備におけるファイナンス・機械の提供

基盤テーマ1 安全・効率・高度な製品と現場の追求

日立建機は1950年に日立製作所において、純国産技術による機械式ショベルの量産化を国内で初めて実現しました。以来、卓越した技術力を基盤に、革新的で信頼性の高い製品を提供し、建設機械を使って働く人々が安全かつ効率的に作業できるようグループ一丸となって取り組んでいます。

目標

  • 世界同一品質「Made by Hitachi」を実現する
  • 優秀なモノづくり技術者を育成する
  • サービスサポート力を向上させる

重点取り組み

  • 安全・品質の確保と差別化技術の開発
  • 製品・サービスに関する情報提供

基盤テーマ2 従業員の労働安全、働き方改革

労働災害や健康障がいから従業員を守ることは事業者にとって大きな責務です。また、仕事と家庭を両立し、イキイキと働ける環境をつくることは企業価値の向上にもつながります。日立建機グループは、「安全と健康を守ることを全てに優先させる」という基本理念のもと、多様な人財が活躍できる職場の実現をめざします。

目標

  • 労働災害ゼロをめざして取り組む
  • ISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム)の取得数を拡大する
  • 2020年度までに、従業員(間接員)全体の残業時間を月平均15時間以内にする(日立建機単独)
  • 2020年度までに、従業員全体の年次有給休暇の平均行使日数を17日以上にする(日立建機単独)

重点取り組み

  • 公正な労働環境
  • グローバル労働安全衛生マネジメント

基盤テーマ3 グローバル・ローカルでの人財開発

働き方の多様化や価値観の変化などにより、企業が求める人材の確保はますます困難になっています。限られた労働力の中で生産性の向上を図るためには「人財」の育成が不可欠です。日立建機グループでは、世界各国で活躍できるグローバル人財と、地域のニーズにきめ細かく対応できるローカル人財、それぞれの育成を推進しています。

目標

  • 各国の文化や商慣習を反映した人財育成体制を整備する
  • グローバル人財育成に向けた教育の機会を拡充する
  • 人財の持つ多様性を組織の成長につなげる

重点取り組み

  • 経営のローカライゼーション
  • ローカル人財開発と登用
  • 多様性を生かしたグローバル人財マネジメント

基盤テーマ4 よりよい取引とバリューチェーンの発展

世界各国で製品・サービスを展開する日立建機グループの事業活動は、多くのビジネスパートナーやお客様との関係に支えられて成り立っています。日立建機グループは、CSRに関するビジョンやポリシーをサプライヤーの皆様と共有し、バリューチェーン全体でのCSR活動を推進しています。

目標

  • 取引先・行政との健全な関係を保つ
  • 公正で自由な競争を促進し、消費者の利益を確保する
  • サプライチェーン上のリスクを未然に防止する

重点取り組み

  • サプライヤーと人権
  • 公正な販売パートナーシップ
  • 公正な調達
  • 腐敗防止

基盤テーマ5 ガバナンス

企業が競争力を高め、長期的に企業価値を向上させるためには、世界の潮流や経営環境の変化を的確に捉え、意思決定するための仕組みづくりが重要です。日立建機グループでは、経営戦略を迅速・確実に遂行できる執行体制を構築するとともに、公正で透明性の高い経営の実現をめざして、ガバナンス体制の強化に取り組んでいます。

目標

  • 公正かつ透明性の高い組織体制を確立する
  • 国際的な人権の原則を尊重する
  • 多様化するグローバルなリスクに対応する
  • コンプライアンスの意識を浸透・定着させる

重点取り組み

  • グローバルガバナンスの強化
  • 経営の透明性
  • 公正な税務戦略
  • ESG側面を含めたリスクマネジメント
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