生態系保全について

日立建機グループは、「自然共生社会」をめざし、生態系の保全活動を環境保全行動指針に定めています。また、具体的な活動内容を「日立グループ生態系の保全手引き」にもとづき取り組んでいます。

企業は、紙や水などの供給や、大気、水、土壌の質や量の調整といった生態系から受ける恵み、生態系サービスに依存しています。この生態系サービスを 維持・回復するために、日立建機グループでは「事業」と「自然保護に関する社会貢献活動」の両面から、生態系の保全に貢献できると考えています。具体的に は、事業を通じた貢献として、製品のライフサイクル(原材料の調達、生産、輸送、使用、回収・リサイクル、適正処理)における生態系への負荷を低減する設 計・生産活動を推進するとともに、水や空気の浄化など、直接的に生態系を保全する製品・サービスを提供しています。化学物質の管理についても、生態系保全 の一環と位置づけ、継続的に適正管理に努めています。また、自然保護に関する社会貢献活動では、従業員のボランティア活動による植林や希少生物の生態調査 など、生態系の保全につながる活動を推進しています。

生態系と企業のかかわり

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愛知目標に向けて「にじゅうまる宣言」を実施

日立建機は生物多様性を守るためのアクションとして「にじゅうまる宣言」を行っています。

「にじゅうまる宣言」とは、国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)が考案した「にじゅうまるプロジェクト」において、生物多様性の損失を止め るための活動に取り組んでいることを宣言(活動を登録)することです。「にじゅうまるプロジェクト」では、生物多様性条約第10回締約会議(COP10) の成果である「愛知目標(愛知ターゲット※)」に向けて、企業や自治体などが自分たちのできることを宣言し、登録する取り組みを行っています。

当社はこの取り組みに賛同し、愛知目標の20の目標のうち、目標1、17について登録・宣言(日立建機エコスクール活動)をしました。このアクションは、建設機械業界で初めてで、日立グループでも初めてになります。

国内グループ会社のうち、多田機工が目標1、5、7、14、17について、日立建機ティエラが目標1、4、5、7、9、10、15、17について「にじゅうまる宣言」を行いました。また、海外の日立建機(上海)と日立建機(中国)が実施している活動について、目標1、4、5、7、14、15、17で宣言を行いました。

今後も企業として生態系について考え、保全につながる活動を推進していきます。


※政府公式訳は「愛知目標」ですが、「にじゅうまるプロジェクト」では「愛知ターゲット」を使用しています。

生物多様性の4つの危機への対応

生物多様性は4つの危機に直面しています。日立建機グループではこれらの危機に対応するため、製品や従業員参加による支援を行っています。特に第1 の危機への対応として、2005年から途上国支援に関する第1次10ヵ年計画を開始しました。また2015年からスタートした第2次10ヵ年計画では ディーラー26社にも賛同いただき、協働で緑化活動を展開しています。

第1の危機

(人間活動や開発による危機)
開発や乱獲による種の減少・絶滅、生息・生育地の減少
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ホルチン砂漠「日立建機の森」の緑化活動

第2の危機

(自然に対する働きかけの縮小による危機)
里地里山などの手入れ不足による自然の質の低下
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(左)林業用機械製品による森林整備支援
(右)社員ボランティアによる「豊富どんぐりの森」里山保全

第3の危機

(人間により持ち込まれたものによる危機)
外来種などの持ち込みによる生態系のかく乱
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ブラックバスなどの外来種除去

第4の危機

(地球環境の変化による危機)
地球温暖化による危機

(左)省エネ製品の普及促進
(右)カーボン・オフセットの推進

※ 生物多様性センターHPの「生物多様性に迫る危機」より一部引用

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